RAISING MY VOICE 009

    2010.03.06 Saturday
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     一方、私の母は教育を受けるチャンスさえなかった。彼女の人生は平易ではない。彼女の両親は、彼女がまだ若い時に亡くなった。だから彼女は自分の子供と、兄弟たちの両方の面倒をみなければならなかった。彼女には一家の大黒柱となった二人の兄がいた。母方の祖父母は40年間部族のリーダーとして、またはMalik(族長)として、実直でとても尊敬されていた。Zikenの人々は彼を「スティックホルダー」と呼んでいた。何故なら、誰かが賄賂をとっているのを見たら彼はその人をむちで叩くということで有名だったからだ。たとえアフガニスタンの中で族長がもっとも裕福な人々の中にあるとしても、私の祖父はあまりにも正直すぎたので、自分のために何も持つことはできなかった。彼が亡くなった時、彼の子供には何も残らなかったが、周辺の村々は私の母と彼女の兄弟たちの生活を助けた。私の母が生まれた時、親族たちは父との結婚の手はずを整えた。このような風習は、今日でも相変わらずアフガニスタンの村々でありふれたこととして残ったままである。

     私はしばしばレポーターたちに私の民族的な背景の説明を求められるが、私はいつも「私はアフガニスタン人です。」と答えている。タジク人、パシュトゥーン人、ハザラ人、ウズベキ人、Nooristani、バルーチ人、Pashaee、そしてその他の民族集団は私にとっては全て同じなのだ。Zikenでは、パシュトゥーン人とタジク人が混在し、姻戚関係になり、同胞として暮らしている。私たちを分断するために宗教や民族の違いを利用する人たちの利益になるようなことはしないでもらいたい。分断された国家はよそ者にとっては最もコントロールしやすく、そしてそれは私が私の全生涯に対して戦ってきたものだ。

     私の両親は、アフガニスタンで人気のある名前、マラライと私を名付けた。それは、我々の国の歴史上の偉大なる自由の戦士の一人「Maiwandのマラライ」への賛辞として、私に与えられたのだった。学校で家庭でアフガニスタンの全ての子供たちは、イギリス帝国に対して独立を求めて闘ったマラライの勇敢な行為と犠牲的行為について学んでいる。1880年、第二次イギリス・アフガン戦争の間、彼女はとても若く、愛国心の強い女性であった。彼女はカンダハル州のMaiwandで英国植民地軍との重要な戦闘で負傷したものたちを介抱するために前線へと向かった。英国が優位に立ち、アフガン戦士たちが戦意を喪失しつつあるキーポイントで、彼女は死んだ使者から旗を譲り受け、戦闘へと男たちを導いた。マラライは、挑戦的かつ詩的な言葉でアフガン戦士たちを勇気付けた。

       愛すべき若者たちよ! 
       もしMaiwandの戦いで死ななければ、
       神によって、
       不名誉の象徴としてあなたは記録されるだろう。




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