孤独を愛しながら孤独を嫌う

    2011.01.28 Friday
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     「山の声」という芝居を観て、今は新田次郎の「孤高の人」を読み始めた。孤独を愛しながらも孤独から逃れようとし、そして孤独から逃れたら再び孤独を求めるという加藤文太郎のアンビバレンツが、胸を苦しくさせる。僕は当然ながら彼のように気高くはないが、この心理が分かるような気がする。

    群れの中に居て孤独を感じるくらいなら初めから独りがいいのだ。自分の中の宇宙で胸をときめかすことも価値のあることだ。でもその独りでいられる時間も長続きしない。その価値を誰かと共有したくなる。

    まだ「孤高の人」は上巻の途中だが、おそらく加藤文太郎は価値を共有したくなった人のために命を落とすことになるんじゃないかと想像している。あと数日間、加藤文太郎の世界に浸ろう。



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